本田技研工業は1日、「N BOX」と「N BOX+」に続く「N」シリーズ第三弾となる新型軽乗用車「N-ONE」(エヌワン)を2日に発売すると発表した。価格は115万円から154万7,750円。さらに、上質なエクステリアとインテリアを採用したモデル「N-ONE Premium」(エヌワン プレミアム)も設定。価格は136万円から170万7,750円。
N-ONEは、1967年に発売された同社初の市販軽乗用車「N360」をモチーフにしたハッチバックスタイルを採用し、同社のクルマづくりの原点となる「M・M(マン・マキシマム / メカ・ミニマム)思想」を受け継いで、新しいベーシックカーの創造を目指したという軽乗用車。
大人4人がくつろげる室内空間、加速性能の向上、軽量と高剛性を両立したボディと専用サスペンションの採用による高速道路でも安定した走行性能と優れた静粛性を特徴とする。また、JC08モード走行燃料消費率で27.0km / L(FF車の一部のモデル)という低燃費を実現し、軽自動車としては初というエマージェンシーストップシグナルを全タイプに標準装備している。
ボディカラーは、N-ONEとN-ONE Premiumともに全11色を展開し、ボディとルーフを異なる色で塗り分けた2トーンカラースタイル仕様(5タイプ)も設定。エンジンは660cc DOHCもしくは660cc DOHCターボを搭載し、トランスミッションはCVTを採用。駆動方式はFFと4WDが用意されている。乗車定員は4名。