まだまだ、エアロスミスとスティーブン・タイラーには走り続けてもらいたい (C)BANG Media International

米ロック・バンド、エアロスミスのフロントマンを務めるスティーヴン・タイラーが、音楽活動に専念するために婚約者と破局したことが報じられている。

スティーヴンが婚約者のエリン・ブレイディと別れた理由は、11月8日(木)から第2回目の公演がスタートするエアロスミス「グローバル・ウォーミング・ツアー」に100%専念したいからだという。また、6日(火)には11年ぶりとなるニュー・アルバム『ミュージック・フロム・アナザー・ディメンション』のリリースも控えている。

スティーヴンは今年初めにも『アメリカン・アイドル』の審査員から降板し、バンド活動を再開したため、フィアンセのエリンのことは二の次になってしまっていたらしい。ある関係者はニューヨーク・ポスト紙に「スティーヴンは密かにエリンと破局したんです。彼は自分のライフスタイルを維持しようと懸命でした。ツアーは彼にとっても、バンドにとっても非常に大切なものです。したがって関係を終わらせたということですね」と明かしている。

エリンは、ザ・ビートルズを解散させる要因になったとも一部で言われているジョン・レノンの妻オノ・ヨーコのように、エアロスミスにとってバンド内の分裂を引き起こすほどの影響力があったと兼ねてから噂されていた。ただ、エアロスミスの代理人は、2人が困難な時期を過ごしていることを認めつつも、破局については否定している。

「どんなカップルであっても苦難の時期というものはありますが、スティーヴンとエリンは今プライバシーの尊重を求めています。2人は結婚に向けて婚約した者同士であるので、お互いに平静さを求めています。これに反するいかなる報道も全くもって事実無根です」

離婚歴が2回ある64歳のスティーヴンは、38歳のエリンにハワイで結婚を申し込み、昨年の12月に婚約している。

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