オフィス通販を手掛けるカウネットが運営する、働く女性のためのコミュニティ・サイト「わたしみがき」は30日、働く女性の「子供の学び」に関するアンケートの結果を公開した。
同調査は9月21日~10月2日の期間、「わたしみがき」会員および「カウネットモニカ」会員の、小学生以下の子どもを持つ働く女性138名を対象に、インターネット調査にて行われた。
ワーキングマザーのデメリットは「子どもと過ごす時間が少ない」
小学生以下の子どもを持つ働く女性に、「子どもの学びについて、働く母親だからこそ感じるデメリットはある?」と尋ねたところ、もっとも多い回答は「子どもと過ごす時間が少ない」だったが、その割合は約6割にとどまる結果となった。
その他のデメリットとしては、「ママ友などとのつながりや情報が少ない」が約3割、「無駄な出費が多い」が2割程度だった。
メリットは「お金の余裕」「時間のメリハリ」「自立を促しやすい」
働く母親だからこそのメリットについては、「子どもに使うお金の余裕がある」「自分の時間と子どもとの時間とメリハリがある」「子どもに自立を促しやすい」がそれぞれ4割程度を占めており、現在の状況を前向きに捉えている様子がうかがえる。
子どもと過ごす時間は少ないものの時間にメリハリができることや、子どもも忙しい母親を助けようと進んで手伝いをするなど、子どもの自主性が育つという利点も感じていることがわかる。
足りないものは、「学びに関する情報」
子どもの学びに関しての困りごとや足りないことを聞いたところ、「学びに関する情報不足」がもっとも多く約3割となった。働く母親だからこそのデメリットとして「ママ友などとのつながりや情報が少ない」ことを挙げている人も3割程いるなど、園や小学校内の話、地域の情報などの不足が悩みや不安になっている様子がうかがえる。
また、「何を学ばせたら良いのかわからない」「学べる場や教室がない/探せない」「親として学びをサポートする方法がわからない」も、それぞれ2~3割となっている。
働く女性は、子どもと「いろいろな体験」をする時間が限られる?
また、子どもの学びについて日々やらなくてはと思っていてもできないことは、「いろいろな体験」がもっとも多く、約半数となった。次いで僅差で「整理整頓」という結果に。日々忙しい現状では、子どもと「いろいろな体験」をする時間が限られてしまう人も多いようだ。
その他、アンケートの詳細は「わたしみがきアンケート」ページで確認できる。