JR北海道の"日本一長い普通列車"根室本線2429D「完乗証明書」配布期間延長

JR北海道釧路支社はこのほど、「日本一長い普通列車」として知られる普通列車2429Dで実施している完乗証明書の配布を延長するとともに、デザインをリニューアルした。2429Dは根室本線滝川～釧路間304.8kmを約8時間かけて運転している気動車列車。

同社では2010年4月より、全区間を乗車した乗客に「完乗証明書」を贈呈しており、8月には千葉県から訪れた利用者に通算2,429枚目の証明書も発行。全国の鉄道ファンから好評を得ている。当初の予定では10月31日をもって配布を終了する予定だったが、10月27日のダイヤ改正で、乗車区間の48駅すべてに停車することになったのを記念し、配布期間を2014年3月31日までと大幅に延長、デザインも一新した。

「完乗証明書」を受け取るには、始点の滝川駅から2429Dに乗車し、釧路駅到着時に釧路駅の改札係員に、全区間に有効な乗車券を提示の上、完乗した旨を申し出ることが必要。その場で1人につき1枚、証明書が手渡される。