結婚したら寿退社、という時代は過ぎ、今は既婚女性もバリバリ働くのが当たり前。女性の社会進出が叫ばれて久しい昨今だが、マイナビニュース既婚男性会員233人に「奥様は現在、働いていますか」と聞いたところ、「はい」は59.0%、「いいえ」が41.0%となった。それぞれ、どういった理由があるのか、夫目線で語ってもらった。
>>働く理由を妻自身はこう考えている!■はい
・「経済的にゆとりを持つため」(37歳男性/学校・教育関連/営業職)
・「本人の希望」(29歳男性/その他/営業職)
・「子育てが一段落して、時間をもてあそばしているので」(44歳男性/情報・IT/事務系専門職)
■いいえ
・「子供が小さいので家にいてほしい」(31歳男性/情報・IT/営業職)
・「専業主婦を好むから」(40歳男性/電機/技術職)
・「自分の稼ぎで何とかできるし」(30歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「引きこもりになってしまったから」(34歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
■番外編: 労働について考えさせられます
・「はい: 労働を通じた社会への貢献とともに、生活費の補充のため」(53歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「いいえ: 介護の必要な人が近所にいる」(49歳男性/情報・IT/技術職)
■総評
「はい」の理由の大半は経済的な内容で、「自分の収入だけでは苦しいので家計の足しのために共働きしている」という回答がほとんどだった。驚いたのが「浮気をしているから」との回等。妻が勤務先で浮気をしているのに気付きながら、働くのを容認している、ということだろうか。今後の動向が気になります。
対して、「いいえ」のほとんどは育児が理由で、「子どもがまだ小さいから」という意見がダントツで多かった。また、「家のことや子育てに専念してほしい」と男性側からお願いして、妻に家にいてもらっているという回答も割と見られた。同様のアンケートを女性側にも行ったが、経済的な理由以外に、「若々しくいたいから」「1人で生きていきたいから」といった意見も見られ、こういった妻の考えを夫は把握できているのだろうか、と不安になる結果となった。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2012年10月3日~2012年10月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性233名
調査方法: インターネットログイン式アンケート