ソニーは10月30日、「Eマウント」用の交換レンズ3製品「SELP1650」(「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」)および「SEL1018」(「E 10-18mm F4 OSS」)、「SEL35F18」(E 35mm F1.8 OSS)を発表した。
発売はSELP1650が2013年1月、SEL1018が2012年11月16日、SEL35F18が12月の予定。希望小売価格は、SEL1650が42,000円、SEL1018が99,750円、SEL35F18が55,650円となっている。
SELP1650
SELP1650は、パワーズーム(電動ズーム)を搭載し、動画撮影時など一定速度でのズーミング操作が求められるシーンで活用できるレンズ。携帯性に優れたリトラクタブル機構を採用することで、従来のEマウント標準レンズ「SEL1855」と同じ程度の焦点距離をカバーしつつも長さ60mmから29.9mmへと約50%短くすることに成功した。
レンズ構成は8群9枚、絞り羽根枚数は7枚、最小絞りはF22~36。最短撮影距離は0.25~0.3m、最大撮影倍率は0.215倍、フィルター径は40.5mm。サイズは最大径64.7×長さ29.9mm、重量は約116gとなっている。
SELP1018
SELP1018は、35mmフィルム換算で15mmからの撮影が可能な超広角ズームレンズ。開放F値は全画角でF4となっているとともに、スーパーED(特殊低分散)ガラスを用いた光学系で、周辺部まで高い解像感、コントラストを得られる。
レンズ構成は8群10枚、絞り羽根枚数は7枚、最小絞りはF22。最短撮影距離は0.25m、最大撮影倍率は0.1倍、フィルター径は62mm。サイズは最大径70×長さ63.5mm、重量は約225gとなっている。
SEL35F18
SEL35F18は、開放F1.8という明るさながら重量約154gと軽量・コンパクトな単焦点レンズ。手軽に持ち運べて、スナップ撮影に最適な一本。焦点距離は35mmフィルム換算で52.5mm相当。
レンズ構成は6群8枚、絞り羽根枚数は7枚、最小絞りはF22。最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率は0.15倍、フィルター径は49mm。サイズは最大径63×長さ45mm、重量は約154gとなっている。