みずほ銀行は28日、みずほダイレクト「スマートフォン向けバンキング」をレベルアップし、投資信託とカードローンの取引メニューを新たに追加した。

投資信託のスマートフォン向けバンキング対応により、手持ちのスマートフォンから投資信託の購入や積立投信の申し込みなどの取引が簡単にできるようになったという。また、借入や随時の返済などカードローンのメニューも利用できるようになった。スマートフォン向けバンキングに、投資信託とカードローンの取引メニューを追加したのは、同行の調べでは(10月26日時点)はメガバンク初とのこと。

投資信託

サービス内容

  • 募集・購入、解約・買取

  • 積立投信の新規申込、変更、中止

  • 預かり残高照会、取引履歴照会

  • 投資信託説明書(交付目論見書)などの電子交付・郵送請求

  • 基準価額照会

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カードローン

サービス内容

  • 借入

  • 随時返済

  • 借入残高照会

  • 取引履歴照会

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投資信託・カードローンの利用方法

1 手持ちのスマートフォンから、みずほ銀行ホームページのスマートフォン専用サイトにアクセス

2 「みずほダイレクト ログイン」をタップし、お客さま番号、ログインパスワードなどを入力してログイン

3 みずほダイレクトのメニューボタンをタップし、「投資信託」もしくは「カードローン」を選択

対象機種

  • iPhone4(iOS4.3)、iPhone4S(iOS5.1)、iPad 2(iOS5.1)、Android(アンドロイド)2.2、2.3、4.0 を搭載した端末

同行は、顧客に「いつでも」、「どこでも」、「ベンリに」、「たのしく」、金融サービスを利用してもらえるよう、『スマートフォン向けサービス提供力No.1』を目標に、スマートフォンを通じたサービス提供を積極的に取り組んでいる。「スマートフォン向けバンキング」の利用者数はすでに40万人を突破し、「みずほ銀行アプリ」や「ATM・店舗検索アプリ」も、各々10万件ダウンロードされるなど、サービス開始2年弱で、多くの顧客にスマートフォンを通じて、同行のサービスを利用してもらえているという。

また、スマートフォン向けアプリの分野では、モバイルコンピューティングの普及促進団体「MCPC」から、金融業界で唯一、2年連続で「MCPC award 奨励賞」を受賞するなど、日本のモバイル・スマートフォン市場の拡大にも取り組んでいる。

今後も、スマートフォンを通じて銀行のサービスをより身近に利用してもらえるよう、『一歩先行く』サービスの提供に向けて取り組んでいくとしている。