ホンダはこのほど、新しい軽自動車「N-ONE」を発表するにあたり、そのデザインをアピールするために原寸大ペーパークラフトを作成した。実車のディテールを忠実に再現したそのペーパークラフトは、パーツを並べるとフットサルコートほどのスペースが必要になるほどだという。

「N-ONE」の原寸大ペーパークラフト

制作の模様が動画で公開される

「N-ONE」は大ヒットした「N-BOX」に続く、ホンダの軽自動車のニューモデル。Nシリーズは自動車に関心の薄い層にもアピールするため、「小さなNが毎日を楽しくする」というコンセプトで、ウェブサイト「N-STORE」を昨年末から展開してきた。今回作成されたペーパークラフトに関しては、その製作風景が「N-STORE」で公開されるという。

ペーパークラフトはプロ集団によって制作されたが、それでも製作期間は10日間を要した。「N-ONE」は丸みのあるデザインが特徴であるため、厚みのある段ボールでその丸みを表現するのは至難の業だったという。その制作風景は15万枚にも達するスチル写真として撮影され、それをつなげたエンターテイメントムービー「N-ONE CRAFT SHOW!」が、「N-STORE」およびYouTubeにて公開されている。

「N-STORE」では、このペーパークラフトの展開図も配布している。原寸大は難しすぎるという人のために、1/9スケールの展開図も合わせて配布。ただし、この1/9スケールでもA4のペーパー40枚・298パーツとかなりのボリュームだという。