フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、「500」(チンクエチェント)の全ラインアップに、これまで所定の契約料が必要だったメンテナンスプログラム「フィアット イージーケア」を標準付帯すると発表した。また、燃費の向上、一部グレードの内装変更など、仕様をアップグレードした。

「500 TwinAir LOUNGE」に新たに導入されたグレー / ブラックのファブリックカラー

「フィアット イージーケア」は3年間、専門スタッフによるサポートを提供するもので、6万8,000円の費用で1年目、2年目の定期点検および定期点検時におけるメーカー推奨定期交換部品の交換などのサービスを提供する。

この「フィアット イージーケア」を、「500」(チンクエチェント)の全ラインアップに標準付帯する。車両価格も変更されるが、4~5万円の上乗せなので、実説的には値下げといえる変更だ。従来から付帯されている3年間24時間年中無休のロードサービスなどと合わせて、ユーザーに一層の安心を提供する。

仕様についても変更された。TwinAirエンジン搭載モデルは充電のタイミングを最適化することで燃費を向上させるスマートオルタネーターを採用。10・15モード燃費は0.5km/リットル向上した。さらに、「500 TwinAir LOUNGE」の内装を変更。これまで同グレードに設定のなかったブラックのインテリアカラーとグレー / ブラックのファブリックシートの組み合わせを採用した。

価格は「500 1.2 POP」が旧価格195万円に対して199万円。「500 TwinAir LOUNGE」が旧価格245万円に対して250万円で、11月1日からの発売となる。