女優の長澤まさみ、木村文乃、川口春奈が、2013年3月23日に公開を迎える内村光良監督・脚本作『ボクたちの交換日記』に出演することが29日、明らかになった。
原作は鈴木おさむが"お笑い芸人たちの青春の光と影"を描いた「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」。お笑いの世界に身を置きながら自らもその"光と影"を経験してきた内村光良がメガホンをとり、その人間模様を温かくもリアルに映像へと落とし込んだ。劇中に登場する架空のお笑いコンビ・房総スイマーズは伊藤淳史、小出恵介がW主演で演じる。
今回、追加キャストとして発表された3人は、房総スイマーズに影響を与える重要な役どころ。「房総スイマーズ」の甲本孝志(小出恵介)を、昼は薬局、夜はキャバクラに勤めながら懸命に支える女性・新谷久美を演じた長澤まさみは、「夢に向かって一生懸命に生きる登場人物たちに勇気をもらえたのと、内村監督が子供の頃から大好きだったので、出演を決めました」と出演までの経緯を明かし、「とても丁寧に演出してくださって、分かりやすく場面の説明をしてくれるので、私もすぐに監督を信頼し演技できました。いちずですてきな監督だと思います」と念願の競演を振り返っていた。
一方、甲本の相方・田中洋平の妻となる女性・宇田川麻衣子を木村文乃が演じた。木村はオファーを受けてから原作を読み「すぐにやらせてください」と即決。「夢に向かって進んでいく姿を見守っている役なので、監督と相談しつつ、伊藤さんとの空気感を大事にひとつひとつのシーンを作っていきました」と現場エピソードを披露した。甲本と久美の一人娘で、高校生となったサクラを演じた川口春奈。川口は「台本をもらって読みはじめたときから泣いてしまって、すごく撮影が楽しみでしょうがなかったです」と語り、「元気になる作品です! 個人的には田中と甲本のコントが大好きです!」と作品の魅力を紹介した。