エディ・スリマンは今月初旬に披露したコレクションは賛否両論であり、一部の酷評した記者と激しい舌戦を繰り広げていた。写真はザ・ローリング・ストーンズ (C)BANG Media International

今年3月にイヴ・サンローランのクリエイティヴ・ディレクターに就任したエディ・スリマンが、ザ・ローリング・ストーンズの50周年記念コンサートで衣裳とスタイリングを担当する可能性があるという。

2003年に出版した自身の写真集『ステージ』にストーンズの写真を収めた経験もあるエディは今回、英ロンドンと米ニュージャージーにて予定されている結成50周年記念コンサート「50・アンド・カウンティング」に衣装提供をすると噂されている。ただ、エディがクリエイティヴ・ディレクターを務めているイヴ・サンローランと同バンド側は、今回の噂にまだ否定も肯定もしていない状態。

エディは10月2日のパリ・コレクションで、クリエイティヴ・ディレクターに就任して以来初めてのショーを披露し、70年代風のクラシックなスタイルを展開させている。つばの広い帽子を被ったモデルたちは、ボウタイ・ブラウスを纏ってグレイやヌードカラーを基調としたファッションを披露。さらに70年代のヒッピーにより、ロック感をプラスしたマキシ・ドレスやタキシード・ジャケットも人気を博し、ペンシルパンツとクラシックなメリージェーン・シューズの組み合わせはモデルの美脚をより際立たせていた。

さらにエディは最近、「レディ・トゥ・ウェア」のコレクションを最優先にすると語っている。「イヴ・サンローランにとって、オート・クチュールはある意味当たり前のテーマで、それはいつの日かまたできると思うんだ。でも今の最優先事項は、ラグジュアリーなレディ・トゥ・ウェアをいかに復活して改良するかっていうことなんだ」

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