山梨県の甲府盆地で「天の川が見える星空を次世代の子どもたちに」を合言葉に、必要のない照明を消して星空を取り戻す「ライトダウン甲府バレー2012」が開催される。開催日時は11月3日(土)20:00~21:00の1時間。
「ライトダウン甲府バレー」は、1999年に国立天文台のスターウィークの関連行事として「光害(ひかりがい)のない本物の暗い空に輝くきれいな星空を見てもらう」ことを目的に始められた。
それから回を重ね、第14回を数える今回は、甲府市のスーパー、コンビニエンスストア、飲食店、自動車工業、塾、電気屋、石油会社、薬局、書店、ホテル、保険、造園などさまざまな業種の約1,300店舗もの企業、団体が消灯に協力する。
今回のテーマは「大事なものは宙(そら)に」。星空を見上げることで忘れかけていたり、見失っていたりした「大事なもの」を見つける機会にしようという願いが込められている。
イベントでは、プラネタリウム星空散歩や星空観望会が行われる「星の輝きにふれるつどい(県立科学館)」、「移動プラネタリウムと星空観望会(甲府市)」、「星空観望会in八代ふるさと公園(笛吹市)」、「星空観望会at山梨市駅前(山梨市)」、「星空観望会atぶどうの丘(甲州市)」、「エフエム甲府&エフエム富士による特別放送」が行われる。
パートナーイベントでは「ゲストハウス空穂宿」で電気を消し、キャンドルの灯りの中で満天の星空を眺めるほか、「如月Cafe」ではキャンドルライブ「ナイロンギターとろうそくの夜」が開催される。
イベント詳細はライトダウン甲府バレー2012ホームページで確認を。