楽天は26日、電子書籍のコンテンツ数の表示について、景品表示法上不適切な部分があったとして、消費者庁から行政指導を受けていたことを発表した。
楽天の子会社であるKoboが電子書籍ストア「koboイーブックストア」を開設した7月の時点で、電子ブックリーダー「kobo Touch」のパンフレットなどに、日本語コンテンツ数を「約3万冊」と表記していたが、実際は「19,164冊」であったという。
楽天は、行政指導に対して「指導を真摯に受け止めるとともに、ご迷惑をお掛けしましたお客様、関係者の皆様に対しまして、お詫び申し上げます」としている。
楽天によると現在の「koboイーブックストア」のコンテンツ数は約65,000冊(うちWikipediaのコンテンツが約500点)。2012年12月末までに200,000冊の達成を目標としている。