生活用品製造卸の「アイリスオーヤマ」が運営するWEBマガジンサイト「アイリス暮らし便利ナビ」は、同サイト会員2,190人を対象に「年末大掃除に関するアンケート」を実施。その結果、年末に大掃除できなかった人の割合は約3割にのぼり、「時短」に対するニーズが浮き彫りになった。調査期間は9月25日から10月2日。
昨年(2011年)末に大掃除を実施した割合は全体の69%。「実施した」理由としては「キレイにして新年を迎えたいから(50%)」がもっとも多く、次いで「習慣化しているから(25%)」、「年末しかまとまった掃除ができないから(16%)」となった。
一方、「実施しなかった」理由としては「忙しくて時間がとれなかった」が41%と最も多い。
大掃除に対する不満としては、「時間がかかる」が72%と最上位で、大掃除に費やした日数でもっとも多い回答は「3日から1週間(32%)」となっている。
大掃除で特に力を入れて掃除をする場所は、「窓・網戸(58%)」、「換気扇(57%)」、「シンク・ガスコンロ(55%)」、「風呂場や洗面所の排水溝などの水周り(52%)」が上位にあがった。
日常的に使い、油などのガンコな汚れがたまりやすい場所がメインであり、同社では、「多くの時間を費やしている要因として、このような場所の掃除に時間と手間がかかっていることが考えられる」と分析している。