三菱自動車は25日、ミッドサイズSUV「アウトランダー」をフルモデルチェンジして発売した。価格は242万7,000円から310万円。同車は、同社のグローバル戦略車として世界市場に順次展開していく予定。

「アウトランダー 24G Navi Package」

新型アウトランダーは、先代の優れた特長を継承しながら、先進安全装備・高性能4WD等による優れた安全性能や、低燃費化技術・軽量化等による高い環境性能を実現。外観・内装・走りなど全体的な質感の向上も目指し、同社のクルマづくりの技術・ノウハウを結集したとのこと。

商品展開は、2.4Lガソリンエンジン搭載の4WD車「24G / 24G Safety Package / 24G Navi Package」と、2.0Lガソリンエンジン搭載の2WD車「20G」の計4グレード構成となる。

先代モデルから約22%(4WD / 2.4L仕様)の燃費向上により、全車で平成27年度燃費基準を達成してエコカー減税(50%)に対応。また、三菱車として初採用となる先進安全技術「e-Assist」(イーアシスト)を、「24G Safety Package」と「24G Navi Package」に標準装備する。

エンジンは、2.0L MIVEC SOHC 16バルブ 4気筒(AS&G搭載)、もしくは2.4L MIVEC SOHC 16バルブ 4気筒(AS&G搭載)、トランスミッションはINVECS-III 6速スポーツモードCVTを採用。駆動方式は、2.0L車が2WD、2.4L車が4WDとなっている。乗車定員は7名。

なお、同車をベースに電気自動車派生の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した「アウトランダーPHEV」は、2013年初めに国内発売する予定。