4人組のロックバンド・MONKEY MAJIKが、シンガーソングライターの小田和正とのコラボレーションで、12月5日にシングル「A Christmas Song」を発売することがわかった。
今回のコラボは、MONKEY MAJIKが以前から親交のあった小田和正に手紙を送ったことがきっかけで実現した。MONKEY MAJIKはそのことを「東北の皆さんに音楽を通じて、少しでも季節の彩りを感じてもらいたいと願い、僕らとしては初めてのクリスマスソングを届けたいと考え、尊敬する小田さんにこの曲を一緒に完成させたいと、思いを伝えました」と振り返る。両者の出会いは、2011年3月の東日本大震災に被災したMONKEY MAJIKは震災復興支援プロジェクトを立ち上げ、地元仙台でのチャリティライブ出演を小田和正にオファーしたことにはじまる。
コラボのオファーを受けた小田和正は、MONKEY MAJIK不在のまま渋谷のスタジオで先にレコーディングを行い、その後仙台から到着した彼らに聞かせて反応をうかがったという。
小田は「ボクは注意深くその表情を見ていた。みんなが『やっぱりこうなったか』という顔をして大いに喜んでくれた。よかった」と振り返りながら、「彼らの思いが聴いてくれる人たちに伝わるといいなと思いながらボクも喜んだ」と楽曲に込めた思いを語った。