JR西日本は24日、関西国際空港へのアクセス特急「はるか」の特急料金を見直すと発表した。新料金については来年春からの導入を予定している。
同社はこれまでにも、アウトバウンド(国内各地から海外へ旅行する利用者)向け商品として「はるか往復割引きっぷ」「新幹線&はるか往復割引きっぷ」「関西空港往復割引きっぷ」、インバウンド(海外から訪日した利用者)向け商品として「ICOCA&はるか」「JRウエストレールパス」などを発売し、関係する交通事業者とも連携しながら、関西国際空港の利用者増につながる取り組みを実施してきた。
今回の料金見直しは、関西空港連絡橋の施設使用料引き下げに合わせて実施されるもので、特急「はるか」の特急料金が値下げされることに。京都・新大阪~関西空港間が現行の1,150円から940円(210円値下げ)、天王寺~関西空港間が現行の730円から630円(100円値下げ)に変更される。特急料金の値下げで、関西国際空港への鉄道アクセス改善とさらなる利用促進をめざす。新料金導入の具体的な時期は別途告知するとのこと。