フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、「アバルト プント」のラインアップを拡充するため、特別仕様車「Punto SuperSport(プント スーパースポーツ)」と限定車「Punto Scorpione(プント スコルピオーネ)」を発売した。
「アバルト プント」は現在、「プント エヴォ」1車種のみのラインアップとなっているが、「プント エヴォ」を「プント」に名称変更するとともに、特別仕様車と限定車を追加してラインアップを拡充する。これはアバルトの創始者であるカルロ・アバルト氏がさそり座であることにちなみ、毎年さそり座の期間に行われる特別な活動の一環となる。
特別仕様車「Punto SuperSport」は、アバルトを象徴する「グリージョ カンポヴォーロ(グレー)」のボディカラーが大きな特徴。さらにアバルト124ラリーにちなみ、ボンネットとルーフパネルにマットブラックペイントとスペシャルストライプが施される。エンジン出力はノーマルの「プント」の163PSに対し、180PSまでアップグレートしている。
限定車「Punto Scorpione」は全世界で199台、日本で40台の限定となるモデル。エクステリアは「ネロ スコルピオーネ(ブラック)」のボディカラーをベースに、スーパースポーツと同様の特別ペイントを施し、ブラックペイントされた 18インチアロイホイールを採用している。価格は「Punto SuperSport」が309万円、「Punto Scorpione」が374万円。