NHN Japanは25日、同社が運営する無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE」の登録ユーザー数が10月25日時点で世界7,000万人、うち国内は3,200万人に達したと発表した。
LINEはユーザー同士であれば国内・海外、通信キャリアを問わずに無料で音声通話・メールが楽しめるアプリ。日本をはじめ世界230以上の国や地域で利用されている。登録ユーザー数は9月8日時点で世界6,000万人、うち国内2,800万人を達成し10月25日までは3週間に約500万人のペースで利用者数を伸ばしてきた。
LINEの近頃の動向としては、国内で10月5日に内閣官房内閣広報室が運用する「首相官邸」公式アカウントを開設。通常時は政策などの情報提供、災害等の緊急時には災害関連情報の配信を行い、今後も他の行政機関・地方自治体に提供枠を広げていくという。
また、9月26日にはLINEのプラットフォーム事業におけるショッピング領域への新たな取り組みとして、時間・数量限定で商品が購入できる「LINEシークレットセール」を開始。このほか、海外では9月19日より台湾のファミリーマートと共同キャンペーンを実施し、LINEキャラクターのノベルティプレゼントや台湾にてTV-CMの放映も行った。さらに、10月9日には、タイの食品会社CPF、10月16日には、タイ国際航空が企業による公式アカウントの開設とスポンサードスタンプの提供を開始するなどの取り組みを進めた。
同社では2012年中に世界1億ユーザー獲得に向けて、国内外のパートナーとの連携や北米・中国を中心とした海外マーケティングの強化、プラットフォームにおけるコンテンツの拡充に注力していくという。
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