女優の吉永小百合が22日、東京・池袋の西武池袋別館で行われた「吉永小百合展 一生生徒で…」の会見に出席した。

左から、浜田光夫、吉永小百合、松原千恵子 拡大画像を見る

11月3日公開の映画『北のカナリア』で主演を演じた吉永は今年で女優デビュー55年、歌手デビュー50年を迎えるが、本展では映画の公開に合わせた展示会を開催。約350点もの展示物から吉永の魅力を7つのコーナーにわけて紹介していく。開催期間は23日から31日まで。

開催前日となったこの日、展示場で報道陣の取材に応じた吉永は、自らの写真や主演映画のポスターを前にして「こんな広い会場で展覧会をやるというのは気恥ずかしくて穴があったら入りたい思いです」と話しつつ、「今年は日活100周年、東映60年ですし『北のカナリアたち』に出演させていただきました。そんな記念の年に私の今までの足跡を見ていただくのはいいのかな~という思いで決心しました」と心境を告白。「明日から開催ということなんですが、いろんな私の部分をご覧いただければと思います」とアピールした。

公開を間近に控えた『北のカナリアたち』で共演した森山未來や宮崎あおいについては「撮影前にいろんな努力をされていましたが、それだけでなく、現場でも見事に表現されていて、本当に教えられました。こういう若い役者さんが日本を背負っていくんだと思いましたし、時代をバトンタッチするような気分で幸せな撮影でした」と笑顔。また、この日はサプライズゲストとして、数多くの映画で共演した浜田光夫と吉永とともに"日活三人娘"と呼ばれた松原智恵子らがサプライズで登場して昔話に花を咲かせた。映画『北のカナリアたち』は、11月3日より全国公開。