アイウエアブランド「Ray-Ban(レイバン)」の輸入・販売をしているミラリジャパンは、20代から50代の男女600名を対象に、「紫外線に関する意識調査」を実施。調査結果から、身体に対する紫外線対策の必要性を高く認識し、肌が紫外線を浴びないように対策をしている人が多かった一方、目の紫外線対策を行っている人が少ないことが明らかになった。調査期間は10月4日から10月9日。
「身体が紫外線を浴びないために対策をすることは必要だと思いますか?」と尋ねたところ、全体の87.0%が必要だと思うと答えた。
また、「身体に対する紫外線対策をおこなっていますか?」と質問したところ、「1年中している」が12.3%、「季節や状況に応じてしている」が49.5%となり、計61.8%が対策をしていると回答。一般的な認識として、対策の必要性は高くあるものの、実際に行動に移している人は少ないことがわかる。
男女別でみた場合も、必要性を高く認識している人は多いものの、対策をしている人は男女ともに少なく、特に男性が少ないという結果となった。
「紫外線対策をしている」と答えた371名に対し、「紫外線対策をおこなっている部分はどこですか?」と聞いたところ、「顔(肌)(87.1%)」が最も多く、以下「腕(56.6%)」、「首(47.4%)」などが続く。一方、「目」の対策をしている人は34.5%だった。
肌と比較すると、目の対策を行っている人が少ないことから、目に入る紫外線影響については認知が低いことが予想されるが、実際には「目」に入る紫外線も、肌のメラニンを生成する一因となることが明らかにされている。
そこで、「目に入る紫外線が、肌のメラニン形成に影響することを知っていましたか?」と尋ねたところ、「知っていた」が52.5%、「知らなかった」が47.5%との結果になり、目に入る紫外線の肌への影響については、いまだ十分に認知されてはいない現状がうかがえた。
さらに、「知っていた」と答えた人と「知らなかった」と答えた人それぞれに対し、目の紫外線対策をしているかを尋ねたところ、「知っていた」人の40.4%、「知らなかった」人の26.1%が「目の紫外線対策をしている」と回答。「知っていた」人と「知らなかった」人との対策度合いに、およそ1.5倍の差が見られた。