東京・秋葉原で「オーディオ・ホームシアター展2012」(音展)が開催されている。期間は10月19日~21日。開場時間は10:00~19:00(最終日のみ17:00まで)。
音展は、日本オーディオ協会が主催するオーディオイベント。かつては「オーディオフェア」として開催されており、その後、「A&Vフェスタ」と名前を変え、2009年より「音展」として秋葉原で開催されるようになった。入場料は無料だ。
秋葉原UDXではホームオーディオやポータブル機器の話題製品を展示
会場は秋葉原UDXアキバスクエアの2Fと、富士ソフトアキバプラザの5~7Fに分かれている。
秋葉原UDXアキバスクエア会場は、小型オーディオ機器やホームオーディオ、PCオーディオ、ネットオーディオ、カーオーディオ製品などをメインとした展示だ。各社のヘッドホン最新モデルや、PCMレコーダーなどもこちらの会場で展示されている。
オンキヨーブースでは、10月10日に発表されたBluetooth内蔵ワイヤレスミュージックシステム「iLunar(アイルナー) RBX-500」を展示。国内では初公開だ |
フォステクスブースでは、10月18日に発表した、手軽にスピーカークラフトを楽しめる「かんすぴ」シリーズを初公開 |
ソニーブースでは、液晶ポリマーフィルム振動板を採用する「MDR-1R」シリーズや、迫力のある重低音が特徴の「EXTRA BASS」シリーズなど、ヘッドホンを大量展示。また、同社としては初のヘッドホンアンプ「PHA-1」も展示されている |
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富士ソフトアキバプラザではセミナーや教室の開催も
富士ソフトアキバプラザ会場では、セミナーや工作教室、ライブレコーディング体験会などが行われているほか、メーカーごとに区切られたピュアオーディオ/ホームシアターの試聴スペースが設置されている。
試聴スペースが設置されている富士ソフトアキバプラザ会場。写真は、パイオニアブースでのホームシアター試聴スペース |
ヒビノインターサウンドブースでは、192kHz/24bitに対応したAndroidプレーヤー「iBasso Audio"HDP-R10"」の試聴も可能だ |
さらに、今年は日本オーディオ協会設立60周年ということで、7Fに60周年記念展示「音の歴史館」を開設。往年の銘機が展示されているほか、20日の11:30~12:30には、エジソン蝋管レコードや、SPレコードの手回し蓄音機による試聴などのイベントも行われる。
「音の歴史館」では、往年の銘機を展示。ティアックのオープンリールデッキ「A-4010」やヤマハの3Wayスピーカー「NS-1000M」、世界初のレーザーディスクプレーヤー、パイオニア「LD-1000」、ラックスマンの真空管アンプ「SQ-38FD」、ダイヤトーンの3Wayスピーカー「DS-251」などが並ぶ |
音の歴史館に並ぶ名機は、日本オーディオ協会の方によると、製造メーカーでは既にこれらの機器を保存していないというケースが多く、展示されている機器の多くは、ユーザーが大事に保存していたものだという。