ASUSTeK Computerは19日、11.6型ディスプレイを搭載したWindows 8搭載タブレットPC「ASUS VivoTab TF810C」を発表した。マルチタッチでの操作に対応し、指や付属のデジタイザーペンで操作が可能。別売りのキーボードドックと接続すると、フルサイズキーボードを備えたノートPCとしても利用できる。2012年11月下旬以降の発売を予定し、希望小売価格がタブレットPC本体が79,800円。キーボードドックが14,800円。
11.6型のSuper IPS+液晶ディスプレイを搭載。通常のIPS液晶と比べて画面が明るく、屋外でも表示が見やすくなっている。また、バックライトの透過率を94%まで高める独自のASUS TruVividテクノロジーで写真や動画などのコンテンツを鮮明に表示するという。
マルチタッチでの操作に対応。指での操作はもちろん、1,024段階の筆圧を感知する付属のデジタイザーペンでも操作が可能。別売りでバッテリを搭載したキーボードドックを用意し、タブレットPCとキーボードドックを接続するとクラムシェルのノートPCとしても使用できる。
タブレットPCの主な仕様は、CPUが「Clover Trail」世代のIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリが2GB、ストレージは64GB eMMC、ディスプレイはマルチタッチ対応11.6型Super IPS+液晶(1,366×768ドット)、OSはWindows 8 32bit。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、MicroHDMI×1、カードリーダー、カメラ(イン200万画素、アウト800万画素)。センサ類として、電子コンパス、光センサ、加速度センサ、ジャイロスコープ、磁気センサ、NFC。
キーボードドックの仕様は、日本語配列87キーボード、マルチタッチ対応タッチパッド、USB 2.0×2。
本体サイズと重量は、タブレットPC本体がW294.2×D188.8×H8.7mm/約675g。キーボードドックがW294.2×D188.8×H10.3mm。
バッテリ駆動時間はタブレットPC本体のみで約10.5時間、キーボードドックと接続すると約19時間。