「吉祥寺ねこ祭り2012」のポスター

吉祥寺ねこ祭り実行委員会は、東京都吉祥寺で地域密着型イベント「吉祥寺ねこ祭り2012」を開催している。開催期間は1日から31日まで。

「吉祥寺ねこ祭り2012」は、2010年から開催されている吉祥寺の祭り。今年で3回目となる。地域活性化と、人と猫が共生する街づくりを目的としている。

吉祥寺内のレストランやギャラリー、カフェや雑貨屋で、猫に関するさまざまなイベントが開催されているとのこと。

参加店舗一覧

「吉祥寺ねこ祭り2012」の参加店舗一覧は次の通り。

・猫カフェ「きゃりこ」
・ドッグカフェ&犬猫グッズ専門店「CORE」
・スペイン料理レストラン「ドスガトス」
・ペットの専門店「タイアン武蔵野店」
・キャットシッターサービス店「NEAR」
・猫グッズの店「HIKOSEN CARA」
・アートギャラリー「FACE TO FACE」
・イベントギャラリー「横丁ギャラリー art&zakka」
・猫の雑貨屋「わちふぃーるど 吉祥寺ラシカノイ店」

巨大猫のオブジェが展示されているアトレ吉祥寺

アトレ吉祥寺の外観

JR吉祥寺駅の北口を出ると、洋服などの販売を行う「アトレ吉祥寺」が見えてくる。

店舗の一階には、およそ2メートルほどの猫のオブジェが。今回の祭りにあわせて、武蔵野美術大学出身の若手アーティスト・湯浅美穂里さんが作成したとのこと。同作品は、19日まで展示される。

湯浅美穂里さん作のオブジェ

「CRAFT Fav.吉祥寺」の猫ギャラリー

駅前から徒歩3分ほどで、洋服屋や書店などの店が入っている大型店舗「コピス吉祥寺」に到着する。同店の5階で、猫の皿や猫の箸置きなどの作品が展示されていた。

クラフト作家の作品を展示・販売している「CRAFT Fav.吉祥寺」が開催しており、猫のブローチや置物、コップや皿などが展示され、販売されている。

作品はすべて猫に関するもの

壁際には猫のイラストも飾られていた。黒猫や三毛猫などの猫が描かれており、淡い色使いが特徴だ。

猫のイラスト

展示スペースの真ん中には、大きくカラフルな猫の作品が。近づいてよく見てみると、小さなビーズがあちこちにちりばめられている。

拡大すると色とりどりのビーズがちりばめられている

また、作品の中にはとてもリアルで肉感のある猫の置物もあった。まるで本物の猫をそのまま縮小したかのような作品である。

肉感のある猫の置物

小さな猫たちが思い思いのポーズでくつろいでいる作品もあった。こちらはオブジェではなく、なんと箸置き。

猫の箸置き

なお、同展示会は21日まで開催とのこと。営業時間は10:00から21:00。

わちふぃーるどのお店

猫の雑貨屋「わちふぃーるど 吉祥寺ラシカノイ店」も、今回の猫祭りに参加している。

店の外観

同店では、絵本作家池田あきこ氏の代表作・「ダヤン」シリーズのグッズを販売している。

店内にはダヤンのグッズがたくさん

同氏の絵本に出てくる猫のキャラクター「ダヤン」のプリントされたグッズが、店内にところ狭しと並んでいる。洋服やマグカップ、財布やカレンダーなど、ファンにはたまらない商品ばかりだ。

ダヤンの洋服とマグカップ

同店では、20日まで「わが家のダヤン・猫写真大募集!」のイベントを開催している。自慢の「うちの子」の写真を持参し、店舗内に飾ってもらうというもの。

「我が家のダヤン」特集

同店の営業時間は11:00から20:00で、年中無休。場所は吉祥寺南町1-17-9 メゾンブランカA1号。

オリジナル猫グッズの店「HIKOSEN CARA」

オリジナル猫グッズの店である「HIKOSEN CARA」も、今回の猫祭りに参加している。店を訪れると、早速入り口に巨大な猫のぬいぐるみが置いてあった。

店の外観

店内においてある商品は、すべて猫がテーマとなっている。大きな黒猫のバッグや、猫がプリントされたマフラーなどが販売されていた。

パッチリした目がかわいい黒猫のバッグなど

店内はどこを見渡しても猫だらけ。肉球の形をしたポーチやストラップなども置いてあり、プニプニとしたさわり心地も本物そっくりだ。

店内の商品はすべて猫がモチーフに

こちらは猫が描かれたエキゾチックなネックレス。少し大きめであるのが特徴で、それぞれのネックレスには黒猫や白猫などの猫たちが描かれている。

猫のネックレス

同店の営業時間は、11:00から20:00。場所は吉祥寺本町1-2-4。

猫カフェきゃりこ

猫祭りでは、もちろん本物の猫にも出会うことができる。JR吉祥寺駅の南口から徒歩1分程度の場所に、猫の写真満載の看板がある。猫カフェ「きゃりこ」である。

猫だらけの看板

店内はとても広々としており、壁際の本棚には漫画が用意されている。

店内の様子

カフェの猫たちを少しだけ紹介しよう。左からショコラちゃん、ライム君、ミミちゃん、くるみちゃんだ。

写真左の猫は、白い靴下を履いているかのような前足が特徴のショコラちゃん。豊かな純白のたてがみを持っている。

左から2番目の猫はライム君。猫鍋にすっぽりハマっている。寝起きだったためか、しばらく温泉につかっているかのようなポーズでボーっとしていた。

左から3番目の猫はミミちゃん。豊かな毛を持つ三毛猫の女の子で、遊んであげるとお鼻のピンク色が少しだけ濃くなっていた。

写真右の猫は、カールした珍しい耳を持つくるみちゃん。カールしているためか、顔がとても小さく見え、まるで子猫のような容姿である。

店内では、25匹の猫たちが気ままに過ごしていた。場所は吉祥寺南町1-5-7で、営業時間は10:00から22:00(無休)。

ちなみに、姉妹店である猫カフェ「きゃりこ」新宿店には、およそ50匹の猫がいる。

不思議顔のまこちゃん

21日には、「まこという名の不思議顔の猫」の猫生活トークショーが行われる。 「まこ」ちゃんは、グラフィックデザイナー岡優太郎氏が飼っている猫。その不思議な顔が多くの人々を魅了し、「まこという名の不思議顔の猫」というブログ本まで出版された。

不思議顔のまこちゃん

今回のトークショーでは飼い主の岡氏が招かれ、「まこ」ちゃんをはじめとした、猫との生活についてのトークショーが行われるという。

場所はアトレ吉祥寺のB1ゆらぎの広場で、時間は14:00から15:00、定員は40名とのこと。参加費は無料。

その他のイベントなど

その他、次の店舗にて展示やグッズ販売などが行われている。

■横丁ギャラリー art&zakka
「ねこだらけ展」を開催。ねこをモチーフにした手作りの商品を展示する。
期間:10/1から28まで
場所:吉祥寺本町1-1-4
営業時間:13:00から18:00(最終日16:00まで)

■ペットの専門店 タイアン武蔵野店
天然素材がメインの犬猫用おやつを販売している。
場所:武蔵野市関前3-4-11
営業時間:10:30から19:30(無休)

■ドスガトス
2匹の猫という意味のスペイン料理のレストラン。店内には猫のモチーフのインテリアも多数。コース料理を提供。
場所:吉祥寺本町2-34-10
営業時間:12:00から14:00、17:30から22:00

以上、「吉祥寺ねこ祭り2012」のレポートをお送りした。週末にぜひとも訪れてみてはいかがだろうか。

なお、詳細は「吉祥寺猫祭り2012」公式ウェブサイトから確認できる。