東芝は19日、13.3型Ultrabook「dynabook R632」の2012年秋冬モデルを発表した。従来のCore i5モデルに加え、新たにCore i3モデルを追加した計2モデルとなった。価格はオープンで、店頭予想価格はCore i5-3317U搭載の「dynabook R632/28G」が140,000円前後、Core i3-3217U搭載の「dynabook R632/26G」が120,000円前後。いずれも発売は10月26日。
「dynabook R632」シリーズは、新たにCore i3モデルを追加したほかは、基本的に2012年夏モデルからの大きな変更はなく、CPUと無線LAN機能のスペックアップとなる。
OSにはWindows 8を採用。秋冬モデル共通のWindows 8向け写真管理アプリ「思い出フォトビューアー」、独自ユーティリティ「デスクトップアプリメニュー」、Skype録画アプリ「Corel VideoStudio」なども搭載されている。
dynabook R632/28G
「dynabook R632/28G」の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3317U(1.70GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-12800 4GB(2GB×2)、ストレージが128GB SSD、ディスプレイが13.3型ワイドTFTカラーLED液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 8 64bit版。
インタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、WiMAX、USB 3.0×1、USB 2.0×2、D-Sub、HDMI、約130万画素Webカメラ、指紋センサーなど。バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズはW316×D227×H8.3~15.9mm、重量は約1.12kg。カラーはアルティメットシルバー、シャンパンゴールド。
dynabook R632/26G
「dynabook R632/26G」はCPUがIntel Core i3-3217U(1.8GHz)で、Webカメラと指紋センサーは搭載しない。そのほかの主な仕様とインタフェース、本体サイズと重量は共通。カラーはアルティメットシルバーのみ。
また、上位モデル「dynabook R632/28G」ではMicrosoft Office Home and Business 2010(SP1)が付属するが、下位モデル「dynabook R632/26G」ではMicrosoft Office Personal 2010となる。