レノボ・ジャパンは18日、マイクロソフトの次期OSであるWindows 8を搭載するコンシューマ向けPCの新ラインナップ群を一斉発表した。ウルトラブックから一体型デスクトップまで、Windows 8に向けた新モデルが複数登場しているほか、既存モデルのWindows 8搭載バージョンのアナウンスもあった。OSの発売日にあわせ10月26日以降に順次発売する。
IdeaPad Yoga 13
360度回転する特殊なヒンジの機構とタッチパネル液晶により、これまでに無い利用形態が期待できるWindows 8搭載13.3型ウルトラブック。11月上旬より順次発売し、店頭予想価格は12万円前後から。同モデルの詳細は、こちらの別記事が詳しいので参照いただきたい。
IdeaTab K3011W
取り外し可能なキーボードドックを標準装備し、クラムシェルライクにも利用できるWindows 8搭載11.6型タブレット。11月下旬より発売し、店頭予想価格は7万円前後。同モデルの詳細は、こちらの別記事が詳しいので参照いただきたい。
IdeaPad Z500
通常電圧版のCPUを搭載する、IdeaPadのプレミアムクラスであるZシリーズの新モデルで、IdeaPad Z580の後継機種となるWindows 8搭載15.6型ノートブック。IdeaPad Z580と比べ重量で約0.45kg軽量化し、7.5mmの薄型化を実現している。本体カラーはエナメルホワイトとダークチョコレートの2色。発売はダークチョコレートが11月中旬、エナメルホワイトが11月下旬の予定。店頭予想価格は65,000円前後だ。
主な仕様は各カラー共通で、ディスプレイが15.6型HD(1,366×768ドット)のLEDバックライト/グレア液晶、CPUがIntel Core i5-3210M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが500GB SATA 5,400rpm HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8 64bit。本体サイズ/重量はW375×D263×H25.4mm/約2.2kg。バッテリ駆動時間は約6.8時間。
IdeaPad Z480
通常電圧版のCPUを搭載する、IdeaPadのプレミアムクラスであるZシリーズの新モデルで、Windows 8搭載14型ノートブック。豊富なカラバリを用意し、本体カラーはグラファイトグレー、チェリーレッド、コーラルブルーの3色。発売は全カラー同時で10月26日。店頭予想価格は63,000円前後。
主な仕様は各カラー共通で、ディスプレイが14型HD(1,366×768ドット)のLEDバックライト/グレア液晶、CPUがIntel Core i5-3210M(2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが500GB SATA 5,400rpm HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8 64bit。本体サイズ/重量はW341×D232×H33.5mm/約2.3kg。バッテリ駆動時間は約4.7時間。
IdeaPad U510
IdeaPad U310と姉妹製品で、U310のデザイン引き継ぎながら15.6型液晶ディスプレイを採用した大画面ウルトラブック。IdeaPad U310にはなかったオプティカルドライブを内蔵しており。カラーはグラファイトグレーの1色。発売は11月中旬。CPUなど内部スペックの違いで複数モデルをラインナップし、最廉価モデルの店頭予想価格で7万円前後から。
モデル例として、最廉価モデルでCore i3搭載の「49414CJ」の主な仕様は、ディスプレイが15.6型HD(1,366×768ドット)のLEDバックライト/グレア液晶、CPUがIntel Core i3-3217U(1.80GHz)、チップセットがMobile Intel HM77 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが500GB SATA 5,400rpm HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8 64bit。本体サイズ/重量はW382×D250×H21mm/約2.2kg。バッテリ駆動時間は約6.1時間。最上位モデルではCore i7などを内蔵し性能を高めている。
IdeaCentre A520
IdeaCentre A720の姉妹製品で、23型液晶を備える一体型デスクトップPC。27型のIdeaCentre A720の小型版という位置づけだ。従来モデルの特徴であった、10本の指に対応した10点マルチタッチスクリーンや、ディスプレイ角度を-5度から90度まで調整でき、机に水平にして使用できるなどのギミックを引き継いでいる。発売は11月下旬で価格未定。
Lenovo C345
Lenovo C325の後継機種で、AMD社のAPUを搭載した一体型デスクトップPC。カラーはブラックとホワイトの2色。発売はともに11月上旬。店頭予想価格は5万円前後。
主な仕様は各カラー共通で、ディスプレイが20型1,600×900ドットのLEDバックライト/ノングレア液晶、APUがAMD E1-1200(1.4GHz)、チップセットがAMD A68M、メモリがPC3-10600 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが500GB SATA 7,200rpm HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8 64bit。本体サイズはW499×D196×H397mm。
Lenovo H505s (デスクトップ)
Lenovo H520の姉妹製品で、AMD社のAPUを搭載し、スリムタイプのきょう体が特徴の省スペース・デスクトップPC。冷却ファンの音が気にならない静音設計も特長だ。本体カラーはブラックの1色。発売は11月上旬。店頭予想価格は35,000円前後。
主な仕様は、APUがAMD E-450(1.65GHz)、チップセットがAMD A68M、メモリがPC3-10600 4GB(4GB×1/最大8GB)、ストレージが500GB SATA 7,200rpm HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、OSがWindows 8 64bit。本体サイズはW105×D385×H305mm。
既存モデルのWindows 8搭載版も
ほか、既存のコンシューマ向けPCラインナップにも、Windows 8搭載版のマイナーチェンジモデルが登場する。ハードウェア仕様については同様で、OSアップグレード済のモデルとして、「IdeaPad S300」「IdeaPad U310」「Lenovo G580」「IdeaCentre A720」「IdeaCentre K430」「Lenovo H520s」が予定されており、Windows 8の発売以降に順次市場投入される見込みだ。