ドラえもんの住民票は川崎市のホームページからダウンロード可能

新築オウチーノは同サイト上で、川崎市の住民票を持つ「ドラえもん」をはじめ、日本全国の自治体から特別住民票を交付された人気キャラクターについて紹介している。

神奈川県川崎市は2012年9月3日に誕生100年前を記念して、「ドラえもん」に特別住民票を交付した。住民票を交付した経緯について、川崎市市民・こども局市民文化室の中山氏は「川崎市は藤子・F・不二雄先生が長く住んでいた」ことと、「昨年オープンした「藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館1周年、「ドラえもんの誕生100年前を記念しての企画」とコメントした。

今回、ドラえもんに交付された特別住民票には法的な根拠はなく、通常の住民票を交付する時に発生する義務や責任もないとのこと。ドラえもんの特別住民票は市のホームページからもダウンロードできるが、発行初日は通常の倍のアクセスがあったという。

キャラクターに対する住民票交付は、2003年には『鉄腕アトム』のアトム(埼玉県新座市)、2004年には『クレヨンしんちゃん』の野原一家(埼玉県春日部市)、『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎(2010年 東京都調布市)などにも交付されている。その他にも多くのキャラクターが、各市町村民の住人となっているようだ。

2012年には「ケロロ軍曹」のケロロが熊本県熊本市から、「魔法使いサリー」の夢野サリーが東京都豊島区から住民票を交付されている。