グリーン・デイのビリーが来年までリハビリ入院か、治療前は"危険人物"扱い

米ロック・バンド、グリーン・デイのボーカルのビリー・ジョー・アームストロングが薬物乱用を理由に先月よりリハビリ入院しているが、今後も継続する方針で、クリスマス前後に退院できるかどうかもわからないという。

9月のハートラジオ・ミュージック・フェスティバルのステージ上でギターをたたきつけて演奏を中断し、ファック・ワードを連発したことをきっかけに薬物乱用でリハビリ中のビリーだが、所属レーベルのトップで同バンドのプロデューサーを務めるロブ・カヴァロは、ビリーの治療にはもう少し時間が必要との見解を示し、ローリング・ストーン誌に次のように話している。

「ビリーの体内を正常な状態にするためにしばらくの間、医療観察中だ。彼の担当医はまだ結果を評価しつつある段階で、私から言えることは、ただビリーがクリスマス前後には退院できるかどうかは分からないということ。彼の復帰はまだ未定だ」

また、リハビリ前のビリーは"何をするか分からない危険人物"だったとも言われており、複数の友人によれば、今回の治療はビリーの根本的な問題を解消するために集中的なケアを受けられる良い機会だという。ある関係者は「ビリーはずっと何をするか分からない危険人物でしたね。彼は本来ずっと前から集中的なケアを受けるべきだったんです」と語っている。

ラスベガスで行われた同フェスティバルで、舞台上のテレプロンプターによって演奏時間が残り1分と表示されたことに激怒したビリーは「俺様にあと残り1分だって？ たったの1分でやれってか? 俺は1988年からずっとこの世界でやってきてんだ! なのに、その俺様に後1分だってのかよ? 俺はジャスティン・ビーバーなんかじゃないんだ、このクソ野郎どもめ!」と吐き捨てて暴走し、ステージを去っている。

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