日本ヒューレット・パッカードは18日、Windows 8を搭載した14型Ultrabook「HP EliteBook Folio 9470m」を発表した。BTOに対応し、直販サイトや販売パートナーを通じて11月下旬より発売する。最小構成時の価格は99,750円より。
「ビジネスで使うUltrabook」を追求し、本当に必要な機能、性能を持たせた14型Ultrabook。高い耐久性と質感を得るために、ビードブラストアルミを採用したディスプレイフレーム、キーボード下やディスプレイ周りに配置したソフトラバー、特殊コーティング(DuraFinish)などを採用。キーボードと本体の間には、静電/非浸透フィルム(米デュポン社のマイラー)をはさみ、液体が直に浸入することを防いでいる。
バックライト付きのキーボードは、19mmのキーピッチと2mmのストロークを確保。ポインティングデバイスとしてタッチパッドのほか、キーボード中央にポイントスティックを設けた。また、ピークシフトや「電力の見える化」といった機能を持った省電力ソフトウェアを導入している。
最小構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i3-3217U(1.8GHz)、チップセットがMobile Intel QM77 Express、メモリがPC3-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが320GB SATA HDD+32GB mSATA SSD(キャッシュ用)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11ab/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、スマートカードリーダー、DisplayPort、D-Sub、ヘッドホン出力/マイク入力コンボジャック、USB 3.0×3(うち1ポートはパワーオフUSB充電対応)、指紋認証など。ドッキングステーションも利用可能。
14型の液晶ディスプレイはLEDバックライトを採用し、解像度は1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約7.5時間。なお、バッテリは着脱が可能。
OSには、Windows 8 Pro 64bitのダウンロード権を用いたWindows 7 Professional SP1 32bit版がプリインストールされる。本体サイズはW338×D231×H18.95mm、重量は約1.63kg。