電子書店パピレスが運営する電子貸本サイト「Renta!」は、『ミナミの帝王』『銀色のフラッシュ』『異次元喫茶へようこそ』計3作品の第1巻が無料で読めるキャンペーンを実施している。
原作:天王寺大、画:郷力也コンビによる『ミナミの帝王』は、大阪はミナミで十一(トイチ)の高利貸「萬田金融」を営む、言わずと知れた主人公・萬田銀次郎の金融稼業を描いた作品。「逃げれば地獄まで取り立てに行く」を謳い文句に周囲から「ミナミの鬼」と恐れられる萬田の、妥協を許さない厳しいキリトリが見物だが、単なる取り立てのみならず村上ファンド事件や痴漢冤罪、派遣切り、闇金融、バブル崩壊など社会問題にも深く切り込んでいる。通巻1,000万部を突破した大人気シリーズがついに「Renta!」に登場する。
1970年代後半に『週刊少女コミック』にて連載されていた『銀色のフラッシュ』は、熱き氷上の戦いをテーマにしたフィギュアスケートマンガ。幼い頃にスケートを教えてくれたケンちゃんに再びめぐり会うことを信じてスケートを続けている主人公・リサは、転校先で彼にそっくりな先輩に出会うことに。当時大きな話題となったスケートマンガの金字塔的作品。
ふじや奈央による『異次元喫茶へようこそ』は、成績は優秀、将来の夢は会計士、計画的に人生を進む超現実主義な女子高校生・遙香がとある不思議な喫茶店に迷い込んだことから物語が始まる。呆然とする遙香の前に現れた超イケメン・マスターによれば、ここは"次元のはざま"にある喫茶店で「出るためには恋をしなければならない」という掟があるらしい。周りには巨大な化けウサギやら、妖精やら、河童が珈琲で一息ついていて――真面目女子校生の不可思議な恋と珈琲の物語が今、幕を開ける。
キャンペーン期間は10月29日まで。作品を読むには会員登録が必要となる。