オーディオテクニカは10月16日、オープンエアー型ヘッドホン「ATH-AD」シリーズの新製品を発表した。製品ラインナップは、「ATH-AD2000X」「ATH-AD1000X」「ATH-AD900X」「ATH-AD700X」「ATH-AD500X」の5モデルで、発売は11月16日。
希望小売価格は、ATH-AD2000Xが81,900円、ATH-AD1000Xが50,400円、残りの3モデルはオープン。推定市場価格は、ATH-AD900Xが20,000円前後、ATH-AD700Xが15,000円前後、ATH-AD500Xが10,000円前後。
「ATH-AD」シリーズは、2003年に初代のモデルが発売された、同社を代表するオープンエアー型ヘッドホン。
ATH-AD2000X・ATH-AD1000X
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「ATH-AD2000X」 |
「ATH-AD1000X」 |
ATH-AD2000XとATH-AD1000Xは、純度99.99999%の「OFC7Nボイスコイル」を採用した53mm径ドライバーを搭載するモデル。ハウジング内部の空気を拡散する新設計ディフューザーや、左右チャンネル間の特性の違いを抑える両出し左右独立アース線(4芯)構造の入力コードも採用されている。フレームは、軽量で剛性の高いマグネシウム合金製だ。
ATH-AD2000Xではさらに、音響特性に優れたパーメンジュール磁気回路やマグネシウム合金製のジョイントも採用されている。
ATH-AD900X・ATH-AD700X・ATH-AD500X
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左から「ATH-AD900X」「ATH-AD700X」「ATH-AD500X」 |
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ATH-AD900XおよびATH-AD700X、ATH-AD500Xは、CCAWボビン巻きボイスコイルを採用した53mm径ドライバーを搭載するモデル。CCAWは、アルミ線に銅皮膜を付けたもので、通常の銅線を使用した場合に比べてボイスコイルを軽量化することができ、クリアでレンジの広いサウンドを実現する。
| 型番 | ATH-AD2000X | ATH-AD1000X | ATH-AD900X | ATH-AD700X | ATH-AD500X |
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| 周波数特性 | 5Hz～45kHz | 5Hz～40kHz | 5Hz～35kHz | 5Hz～30kHz | 5Hz～25kHz |
| インピーダンス | 40Ω | 38Ω | 48Ω | ||
| 出力音圧レベル | 103dB/mW | 102dB/mW | 100dB/mW | ||
| 重量 | 265g | 235g | |||
| コード | 6NOFC/3m 両出し | PCOCC/3m 両出し | OFC/3m 片出し | ||
