パイオニアは17日、内蔵型のブルーレイディスクドライブ「BDR-S08」を発表した。ソニー・コンピュータエンタテインメントのネットワークレコーダー「nasne」からのBD記録に対応する。クリアホワイト、ピアノブラック、ラバーブラックの3色を用意。11月中旬より発売し、価格はオープン。
1層BD-Rメディアへの最大15倍速書き込みを実現。BDXLメディアへの書き込みにも対応する(3層/4層BD-R XL、3層BD-RE XL)。
2つの動作モードを持ち、記録精度と静音性を優先したいときは「標準モード」(記録・精度優先)、記録速度を優先したいときは「ハイスピードモード」を使い分けられる。新採用のクランパーにより、ディスク回転を安定させて記録精度と静音性を高めたという。
また、音楽CDの汚れや傷による読み取りエラー(データ補間)を減らす独自アルゴリズムの「PureRead3+」(原音再生)機能、映像ディスクの再生時に前面インジケータ(青色LED)を消灯する機能などを備える。
nasne対応では、付属ソフト「DiXiM BD Burner 2013 for pioneer」により、nasneで録画した番組をネットワーク経由でBDディスクに書き込むことが可能。nasne以外にも、ネットワーク接続できる録画対応TV、BDレコーダー、PCなどで録画した番組も書き込める。
その他の付属ソフトも豊富。3D対応の再生ソフト「PowerDVD10」、動画編集ソフト「PowerDirector 9」、オーサリングソフト「PowerProducer 5」、ライティングソフト「Power2Go 7 for PureRead」、パケットライトソフト「InstantBurn 5」、バックアップソフト「PowerBackup 2」、および「パイオニアBDドライブユーティリティ」などが付属する。
インタフェースはSATA 2.6、バッファメモリは4MB、対応OSはWindows XP/Vista/7/8。本体サイズはW148×D181×H42.3mm、重量は740g。