2013年3月に公開が予定されている映画『ひまわりと子犬の7日間』の主題歌を、名古屋出身の3人組バンド、ソナーポケットが担当することが17日、発表された。
本作は2007年、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の実話を、20年にわたって山田洋次監督作の共同脚本・助監督をつとめてきた平松恵美子監督が映画化した作品。巨匠・山田監督とともに"日本の家族"を長年にわたって見続けてきた平松監督が、現在の日本において飼い主のいない犬が置かれている状況を真っすぐに描いている。
キャストは、母犬・ひまわりの心を開かせようと奮闘する主人公の彰司役に『武士の家計簿』、『ツレがうつになりまして。』で知られる堺雅人、彰司を見守る幼なじみの獣医・五十嵐三久役に中谷美紀。さらに、吉行和子、でんでん、夏八木勲、草村礼子、檀れい、小林稔侍、映画初出演となるオードリーの若林正恭と豪華キャストが集結し、この感動大作を作り上げていく。
そして今回主題歌を務めることが発表されたソナーポケットは、愛知県出身のko-dai、eyeron、mattyの3人で構成されるバンド。初の武道館ライブが3分でソールドアウトとなるほどの人気で、今年12月には遠隔地10会場が同時に大合唱する日本初の音楽ライブイベント「oricon Sound Blowin’ 10th Anniversary Supported by NTT西日本」を開催する。
主題歌のタイトルは現時点では不明だが、映画のために書き下ろされた楽曲であり、彼らのヒットシングル「世界で一番ステキな君へ。」を彷彿とさせる大きな愛の歌に仕上がっているという。今回の主題歌担当について同バンドは「映画を観せていただいた時、涙が止まりませんでした。僕らは3人とも実家で犬を飼っているので感情移入せずにはいられず、犬と人間の家族愛に終始感動しっぱなしでした。映画が終わった時にはすごく笑顔で前向きな気分になれます。"明日からもまた頑張らなきゃ!"自然とそう思わせてくれます。僕らは普段"笑顔の連鎖"を合言葉に日々活動しています。この映画を観てくれる人たちにも笑顔が溢れるような、そんな素敵な主題歌を作りたいと思います。いざ!笑顔の連鎖!」と話している。
(C)2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会