ヤマハは10月16日、デスクトップ向けスピーカー「NX-50」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は15,000円前後となっている。
薄型テレビの狭額化などにより、手軽な設置でサウンドを強化できるスピーカーへのニーズを踏まえたデスクトップスピーカー。ケーブル1本で手軽に接続可能で、PCやスマートフォンのサウンド拡張など、幅広い用途に利用できる。本体は上向きに傾斜が設けられており、テレビラックや机に置いた際に音が鳴る高さをユーザーの位置に合わせやすくなっているとともに、スピーカー内部での音の干渉を低減。
搭載するスピーカーユニットは独自開発の7cm径フルレンジで、低域から広域にわたり自然な音質を再現。また、前面に設けられたバスレフポートにより、コンパクトサイズながら迫力ある低音再生を実現する。
そのほか、入力信号の有無に本製品の電源オン・オフが連動する「オートスタンバイ機能」を搭載。テレビやPCなど、接続機器の電源オン・オフに応じて、約5分後に自動でNX-50も電源のオン・オフが行われる。また、複数機器を接続した場合でも入力機器の切り替えが不要な「おまかせミックス機能」も搭載。
主な仕様は、実用最大出力が7W×2(6Ω,1kHz,10%THD)、再生周波数帯域が55Hz~20kHz。入力インタフェースとしてステレオミニジャック×2系統を備えるほか、ヘッドホン出力×1系統を備える。消費電力は13W(待機時は0.5W以下)。
サイズは各W83×D184×H184mm、重量は右が1.1kg、左が0.9kg(スピーカーケーブル含む)となっている。