ポルシェ ジャパンは11月1日より、新型「カイエン ターボS」の予約受注を開始する。同車は最高出力550PSを誇るカイエンシリーズのトップモデルだ。
新型のカイエンは2010年に登場したが、そのトップモデルである「カイエン ターボS」は来年の発売となる予定。日本でもついに予約受付が開始されることになった。
そのエンジンは4.8リットルのV8ツインターボで、最高出力は550PS。同排気量の同型エンジンを搭載する「カイエン ターボ」は500PSなので、さらに1割のパワーアップをはたしたことになる。しかし走行距離100kmあたりの燃料消費量は、「カイエン ターボ」と同じ11.5リッターとなっており、パワーに対する燃費性能が向上していることがわかる。
「カイエン ターボ」同様のポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)とエアサスペンションを装備。コーナリング中のボディロールを低減させるポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム(PDCC)や、電子制御リアディファレンシャルとの組み合わせでエンジントルクを左右のリアホイールに可変配分するポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)などが標準装備に。価格は1,977万円。