メルセデス・ベンツ日本は、4ドアクーペという独自のカテゴリーで人気を博しているCLSにシューティングブレークを追加すると発表した。エレガントなクーペスタイルにワゴンの高い利便性を融合したスポーツクーペツアラーという独自コンセプトのモデルとなる。

「CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」

現行のCLSは2011年に発売され、4ドアセダンでありながらスポーティでスタイリッシュなスタイリングが人気を集めている。今回登場したシューティングブレークは2010年の北京モーターショーにコンセプトカーとして出展されていたモデルを市販化したもの。

傾斜したテールゲートはルーフから連続したラインを描き、ワゴンでありながら流麗なスタイリングを崩していない。室内は3人分の独立したリアシートを備え、クーペスタイルでありながら大人5人がくつろげるスペースを確保。ラゲッジルームも非常に広く、最大積載量1,550リットルを確保している。

搭載されるエンジンは3.5リットルV型6気筒ガソリン直噴、4.7リットエウV型8気筒ガソリン直噴ツインターボ、5.5リットルV型直噴ガソリンツインターボの3タイプ。3.5リットル搭載車は最新の高効率7速ATと組み合わせ、アイドリングストップ機能も搭載するなどして環境性能を高め、エコカー減税対象車となる見込み。一方、4.7リットル搭載車はCLSクラスで初となるフルタイム四輪駆動システム「4MATIC」を搭載する。

エレガントなスタイリングのまま、広いラゲッジルームを確保

後席用ディスプレイ

独立した3人分のリアシートを装備

リアビュー

価格は3.5リットルの「CLS 350 BlueEFFICIENCY シューティングブレーク」が970万円など。