日本エイサーは12日、Windows 8搭載のデスクトップPCを4シリーズ発表した。タッチ対応の液晶一体型、ゲーミングタワー、最新仕様のミニタワー、シンプルな省スペース型という4シリーズ。10月26日より順次発売し、店頭予想価格は50,000円前後から100,000円前後。
10点マルチタッチ対応の23型IPS液晶一体型「A5600U」
10点マルチタッチに対応した、IPS方式の23型フルHD液晶一体型のオールインワンモデル。究極のシンプルさを目指したという本体は、奥行きが35mmという薄型設計。全面フラットガラスパネルをポリカーボネートで覆い、フローティングデザインを実現している。
液晶ディスプレイは、30度~80度のチルトが可能(設置面と液晶ディスプレイ背面の角度)。画面が上向きになるように倒せば、数人で上から画面をのぞきこみながらタッチ操作で遊ぶような使い方もできる。付属のワイヤレスキーボードはタッチパッド機能を装備。タッチパッド機能が無効のときは、タッチ領域にテンキー表示が浮き上がり、タッチテンキーとして使える。ワイヤレスマウスも付属。
主な仕様は、CPUがIntel Core i3-3110M(2.4GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。主なインタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×3、マルチカードリーダー、ヘッドホン出力、マイク入力、HDMI入力、HDMI出力。OSはWindows 8(64bit)。店頭予想価格は100,000円前後の見込みで、2012年内の発売予定。
「A5600U」(クリックで拡大) |
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最大に立てた状態(写真左)と、最大に寝かせた状態(写真右) |
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付属のワイヤレスキーボード/マウス。キーボードはタッチパネルを備え、タッチテンキーとしても使用可能 |
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左側面にはUSB 3.0×2やマルチカードリーダー(写真左)、右側面にはDVDスーパーマルチドライブ(写真右) |
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背面にはUSB 2.0×3、有線LAN、HDMI入力/出力など |
また、A5600Uの液晶ディスプレイ部分と同様のチルト機能や10点マルチタッチ機能を備えた、単独の液晶ディスプレイ「T232HL」(仮称)も発売する。店頭予想価格は50,000円前後の見込みで、2012年内の発売予定。主な仕様は、液晶パネルがIPS方式の23型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、光源がLEDバックライト。USB 3.0ハブ×3ポート(うち1ポートはUSBチャージ対応)と1.5W+1.5Wのスピーカーを内蔵し、VESA 100mmマウントに対応する。
ゲーミングPCやシンプル構成のミニタワー/スリム型
ゲーミングPCの「Aspire Predator G AG5920」は、凝った外観とギミックが印象的。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-3770K(3.5GHz)、メモリが16GB、ストレージが128GB SSD+1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 680、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ。OSはWindows 8 64bitで、店頭予想価格は180,000円前後の見込み。2012年内の発売予定。
ミニタワー型の「AM3985-F74D」は、拡張性に優れた1台。CPUにはIntel Core i7-3770(3.4GHz)を搭載し、それ以外のスペックを控えめにすることで、ユーザーの用途に合わせたパワーアップの余地を持たせている。メモリは4GB、ストレージは500GB HDD、グラフィックスはIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 8 64bitで、10月26日より発売、店頭予想価格は70,000円前後の見込み。
スリム型の「AXC600-F54D」は、横幅100mmのスリムきょう体を採用。USBポートやマルチカードリーダーなどを前面に配置している。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3330(3GHz)、メモリが4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 2500(CPU内蔵)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 8 64bitで、10月26日より発売、店頭予想価格は60,000円前後の見込み。