歌手で女優の真琴つばさが、12日、東京・渋谷のマウントレーニアホールでコンサート「Witty Witch」をスタートさせた。

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真琴が宝塚歌劇団を退団して10年目を迎えた今年のライブは、前半は"ハンサムレディー"、後半は"ウィッティーレディー"をテーマにしたショーアップスタイルで、12日~15日の期間中に6公演を開催。本番前に報道陣の取材に応じた真琴は「自分の中で男性っぽい曲と女性っぽい曲がたまってきたので、前半と後半で分ける構成にしました。格好良いところと可愛らしいキュートなところを見て欲しい」とアピールし、「昨年は歌とトークだったけど、踊りながら歌うのが好きなので、自分に合ってるのはショーアップ。大人の女性のショータイムをしたい」と意気込んだ。

「私は外見は男っぽいですけど、中身は結構女なんです」と話した真琴は、可愛らしさを演じるにあたって「最近、ドラマをやって可愛らしさが出たと思うので、加藤登紀子さんや越路吹雪さんのようなかわいさを出していきたい」と笑顔。また、報道陣に自身の結婚について聞かれると「天海さんが、この間テレビで『甘え方が分からない』って言ってたんですけど、本当にその通りで……。宝塚にはありがちなんてすよ」とこぼし、「最近、独身女性という枠でお声がかかることが多くて」と苦笑い。「自分は行かずに他人の結婚を祝いたい。人の幸せを願っていきたいです」とキッパリ語るも、最後に「やっぱり人間に生まれたからには、1回は結婚したい!」と修正し、「劇場婚がしたいですねー。宝塚劇場は高そうだけど、貸してくれるかな?」と結婚への夢を諦めていない様子だった。