福井鉄道はこのほど、2013年3月に福武線に導入する低床型車両(1編成3両)のカラーデザインを決める「デザイン総選挙!」の投票結果を発表した。6つのカラーデザイン案の中で最多得票を獲得したのは、「オレンジ(シルバーライン入り)」。全体の30.7%にあたる2,028票を集めた。次点は得票率24.0%の「赤(シルバーライン入り)」だった。
新型低床車両の「デザイン総選挙!」は、福井県の仁愛大学(金田研究室)の協力を得て選定した6つのデザイン案の中から、最も良いと思うものを1つ選ぶ方式で、9月6~23日にかけて実施した。福井県内に在住もしくは在勤している人を「有権者」とし、電車内や福武線有人駅などに設置した投票箱やハガキ、FAX、および同社公式サイトなどにて投票を受け付けた。投票総数は6,606票だった。
福井鉄道が導入する低床型車両は、3両つないだ状態で長さ30m、幅2.25m、定員150人。低床型車両では国内最大級になるという。同社が新型車両を導入するのは50年ぶり。導入後は、おもに通勤ラッシュ時の運行を予定している。