ASUSTeK Computerは12日、NVIDIAのKepler世代GPU「GeForce GTX 650 Ti」を搭載したグラフィックスカードを発表した。定格モデルの「GTX650TI-1GD5」とOCモデルの「GTX650TI-DC2T-1GD5」「GTX650TI-DC2O-1GD5」の合計3製品をラインナップする。「GTX650TI-1GD5」は10月13日、「GTX650TI-DC2T-1GD5」は10月中旬から11月上旬、「GTX650TI-DC2O-1GD5」は10月中旬から下旬の発売を予定する。
「GeForce GTX 650」はKepler世代のGK106コアを採用したGPU。CUDA Core(SP数)は768基、ROP数は16基、テクスチャユニット数は64基、GPUクロックは925MHz、メモリは128bit接続の1GB GDDR5でメモリクロックは5400MHz(データレート)、TDPは110W。補助電源ピンに6ピン×1、出力端子はDualLink DVI×2、MiniHDMI×1。
定格モデル「GTX650TI-1GD5」は、リファレンスと同様のスペックで、インタフェースにD-Sub×1を追加する。店頭予想価格は17,000円前後。
OCモデルの上位版「GTX650TI-DC2T-1GD5」はGPUクロックを1,033MHzに、下位版「GTX650TI-DC2O-1GD5」はGPUクロックを954MHzにオーバークロックしている。それぞれ、店頭予想価格は前者が21,000円前後で後者が19,000円前後。
、デジタル電源回路「DIGI+ VRM」を搭載し、ノイズをカットするほか、各種パーツにオリジナル素材を使用することで部品寿命を向上させる「Super Alloy Power」仕様となっており、部品寿命や安定性が向上している。また、OCモデルには、ヒートパイプをGPUに密着させた高効率な「DirectCU II」クーラーを搭載し、冷却性能と静音性を高めている。