パナソニックは12日、「Let'snote」シリーズの2012年秋冬モデルとして、OSにWindows 8 Proを搭載した「SX2」「NX2」の2シリーズを発表した。いずれも10月26日に発売。価格はオープンで、店頭予想価格は「SX1」シリーズが6モデルで185,000円前後から。「NX2」シリーズは1モデルで180,000円前後。
Let'snote SX2
12.1型ワイド液晶の「SX2」シリーズは、SSDモデルやMicrosoft Office搭載の有無により、全6モデルを用意。6モデルともOSにWindows 8 Proの64bit版を採用し、夏モデルからCPUやストレージ容量が向上している。
ストレージにHDDを採用するモデルは4機種。Microsoft Office Home and Business 2010搭載でカラーがシルバーの「CF-SX2LEPBR」/ブラックの「CF-SX2LEQBR」、Microsoft Office非搭載でカラーがシルバーの「CF-SX2LEABR」/ブラックの「CF-SX2LEBBR」となる。
店頭予想価格は「CF-SX2LEPBR」と「CF-SX2LEQBR」が205,000円前後、「CF-SX2LEABR」と「CF-SX2LEBBR」が185,000円前後。
主な仕様は、OSがWindows 8 Pro 64bit、CPUがIntel Core i5-3320M vPro(2.60GHz)、チップセットがMobile Intel QM77 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB(最大8GB)、ストレージが640GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが12.1型ワイドTFTカラー液晶(1,600×900ドット)。
インタフェースは、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、ギガビット対応LAN(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、Bluetooth 4.0、Mobile WiMAX、USB 3.0×2、USB 2.0×1、D-Sub×1、HDMI出力×1、SDメモリーカードスロットなど。
駆動時間は約18時間(標準バッテリ)/約9時間(軽量バッテリ)。本体サイズは、W295×D216.2×H25.4mm(標準バッテリ装着時)。重量は約1.4kg(標準バッテリ装着時)/約1.19kg(軽量バッテリ装着時)。バッテリタイプはリチウムイオン。
SSD採用モデルは、Microsoft Office Home and Business 2010搭載の「CF-SX2LEYBR」と、非搭載の「CF-SX2LETBR」の2モデルで、カラーはシルバーのみ。
主な仕様はHDD搭載モデルに準じるが、ストレージ容量は128GB SSD、駆動時間は約19時間(標準バッテリ)/約9.5時間(軽量バッテリ)、本体重量は約1.36kg(標準バッテリ装着時)/約1.15kg(軽量バッテリ装着時)となる点が異なっている。
Let'snote NX2
「Let'snote SX2」から光学ドライブを省いた「NX2」シリーズは、前モデルからHDD容量をアップさせた「CF-NX2LEABR」1機種をラインナップ。店頭予想価格は180,000円前後。
仕様およびインタフェースは、光学ドライブを搭載しない点を除けば「SX2」のHDDモデルとほぼ同等。ただし、モデム機能を搭載している点(「SX2」は非搭載)、本体重量が約1.34kg(標準バッテリ装着時)/約1.13kg(軽量バッテリ装着時)が異なっている。