ソフトバンクが米携帯キャリア第3位のSprint-Nextelへの出資を検討中とする報道を受け、ソフトバンクは12日、Sprintとの協議の事実を認めた。なお、現時点で決定した事実はないとしている。

ソフトバンクのプレスリリースより

ソフトバンクでは11日に「一部で、弊社とスプリント・ネクステルについての報道がなされましたが、憶測に基づいたものです。当社から発表したものではなくコメントはありません」との声明を出していた。

Sprintでは米国時間の11日にソフトバンクとの大規模出資の可能性を含んだ協議を重ねている事実について認め、ソフトバンクでも12日なり、「昨日より、弊社がスプリント・ネクステルへの出資を検討しているという報道がなされています。協議をしていることは事実ですが、現時点で決定した事実はありません」との声明を発表。これにより、協議の事実について双方で認めあったことになる。

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