NTTドコモは11日、モバイルWiFiルーター「L-03E」(LGエレクトロニクス製)を発表した。下り最大100Mbpsの高速通信に対応し、1.8インチのカラー液晶ディスプレイを搭載している。発売は2013年1月を予定。
同製品は、高速データ通信サービス「Xi」が利用可能なモバイルWiFiルーターである。下り最大100Mbps、上り最大37.5Mbpsでの通信に対応する。800MHzにも対応し、広いエリアでの通信が行え、IEEE802.11b/g/nの無線LAN対応により、公衆無線LANにも接続が可能となっている。また、USB接続でのデータ通信にも対応する。さらに、3Gだけでなく、GSMにも対応しており、3Gネットワークがない地域での国際ローミングも行える。
本体には、カラー表示の1.8インチ有機ELディスプレイを搭載。電池残量や電波状態、無線LAN接続数といった情報のほか、データ通信量、SSID、セキュリティキー、電話番号などの表示ができる。ジョグキーの搭載により、WPSやWiFiのオン/オフ切り替え、キーロックなどの操作が行える。本体に簡易的な文字入力機能を装備し、PIMロック解除コードや公衆無線LANのセキュリティキーの設定も可能である。
本体内部に3,600mAhのバッテリーを内蔵。Xiで最大8時間、FOMAハイスピードでは最大11時間の連続通信が可能となっている。モバイルチャージャー機能も装備しており、手持ちのスマートフォンなどに給電することもできる。
インターフェースはmicroUSBで、同時接続台数は10台まで。サイズは約92(W)×60(H)×19.5(D)mm、重量は約145g。カラーは、ブラックの1色のみ。