NTTドコモは11日、同社の2012年冬モデルとして、Androidスマーフォンの新製品「GALAXY S III α SC-03E」(サムスン電子製)を発表した。2012夏モデルの「GALAXY S III」をベースにOSをAndroid 4.1に、CPUをクアッドコアに刷新したモデル。発売は2012年12月を予定している。

GALAXY S III α SC-03E

GALAXY S III α SC-03Eは、4.8型(720×1280ドット)のHD Super AMOLEDディスプレイを搭載したスマートフォン。従来の1.5GHz・デュアルコアのCPU「MSM8960」を1.6GHz・クアッドコアCPU「Exynos 4412」に刷新したほか、LTE通信サービス「Xi」の下り最大速度を100Mbpsに高速化した。ROM/RAMは従来通り32GB/2GB、バッテリ容量も同様で2100mAhとなる。

通信面では、XiおよびFOMAハイスピードに対応。Xiでは下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps、FOMAハイスピードでは下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsの通信が利用できる。Wi-Fiテザリング機能も搭載し、最大で10台のWi-Fi対応機器を接続できる。

機能面では、背面に約810万画素、前面に約190万画素カメラ(ともにCMOS)を搭載。ワンセグ、おサイフケータイ、GPS、Bluetooth 4.0、国際ローミングサービス「WORLD WING」、緊急速報「エリアメール」なども利用可能。このほか、本体背面に約810万画素、前面に約125万画素のCMOSカメラを搭載する。

寸法・重量は約137×71×9.0mm・139g。カラーバリエーションのTitanium Gray、Sapphire Blackの2色。3G連続待受時間は約400時間、LTE連続待受時間は約250時間、GSM連続待受時間は約330時間。

(記事提供: AndroWire編集部)