NTTドコモは11日、2012年冬モデルの提供に合わせて、同社が提供するスマートフォン向けサービス「しゃべってコンシェル」の機能を拡充すると発表した。このほか、「電話帳」「spモードメール」のクラウド化を11月以降より順次開始する。
しゃべってコンシェルの機能拡充では、情報検索の対象ジャンルや呼出対象機能を拡大。一部の情報検索の対象ジャンルでは、性別や年齢などに合わせ、パーソナライズされた回答を表示するようにする。加えて、好みのキャラクターをしゃべってコンシェルで利用できるようにする「しゃべってキャラ機能」を提供。画面上のグラフィックだけでなく、音声もキャラクターに合わせたものが提供される。また、キャラクターと雑談することも可能となる。これらの機能拡充は、11月に実施する予定。
また、2013年3月からはiコンシェルとの連携が可能になる予定。これにより、しゃべってコンシェルの回答がiコンシェルの設定情報を反映したものになる。
電話帳のクラウド化は11月に実施する予定で、提供開始に伴いサービス名を「ドコモ電話帳」と改める。ドコモ電話帳では、機種変更時のデータ移行時、端末の故障・紛失時などに、クラウド上の電話帳データを活用することで、復旧を容易に行うことができる。さらに、自分のプロフィール情報を変更した際に、電話帳に登録している友人に一斉に通知できる「電話帳変更お知らせ」といった機能も利用できるようになる。
spモードメールのクラウド化は2013年1月に実施する予定で、これに伴いサービス名を「ドコモメール」に変更する。ドコモメールでは、直感的な操作が可能なUIやデザインを採用。マルチデバイスでのメール利用が可能となるほか、メールデータ消失時の復旧も容易に行うことができる。
(記事提供: AndroWire編集部)