NTTドコモは11日、AQUOS PHONE ZETAの新モデル「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」(シャープ製)を発表した。IGZOディスプレイを搭載し、省エネと高画質を両立させたほか、音声認識モードで様々な操作が可能なのが特徴。2012年11月~12月に発売が予定されている。

AQUOS PHONE ZETA SH-02E

AQUOS PHONE ZETA SH-02Eは、OSにAndroid 4.0、1.5GHzクアッドコアCPU(APQ8064)を採用したスマートフォン。CPUは各コアを細かく制御することで処理不可を軽減し、消費電力を抑える省エネ設計となっており、ディスプレイには省エネ性能に優れ、高い光透過率で画面が明るい「IGZO」を採用した。ディスプレイサイズは約4.9インチ(720×1,280ドット)。

ディスプレイとタッチパネルの認識精度・応答性を高めたIGZOの搭載により、スケジュールほか、マップ上やウェブページなど表示されている画面に、ペンを使って手書きをすることができる。このほか、スマートフォンを指でトントンと叩くと音声認識モードに切り替えができ、音声で画面OFFからロック解除/アプリ起動/カメラのシャッター操作などの多様な操作も行える。また、パネル面の振動で音声を直接耳に伝える「パネルレシーバー」も搭載、パネル表面すべてがレシーバー化するため、耳を当てる位置を気にする必要がなくなるという。

カメラは、デジカメ並みの画素数となる1,630万画素で16倍ズームでの撮影が可能。サブカメラの有効画素数は約120万画素、さらに瞬時にカメラを起動する「ON速起動」に対応する。また、画質劣化が少なく、手ブレ補正効果が高い光学式手ブレ補正を採用し、歩きながらの撮影も行える。さらに音声でシャッターを切ることも可能。夜景や暗い室内での撮影も、裏面照射型センサーと画像処理エンジン「ProPix」の組み合わせにより、ノイズが少なく、クリアな写真が撮れる。

その他の主な仕様は以下のとおり。バッテリ容量は2,320mAh、外部メモリはmicroSD(最大2GB)、microSDHC(32GB)、microSDXC(64GB)に対応、防水/防塵性能はIPX5、7/IP5X。サイズ/重量は、約135(H)×68(W)×9.8(D)/約150g。NFC、Bluetooth4.0にも対応。3G連続待受時間、LTE連続待受時間、連続通話時間は未定。カラーはRed/White/Blueの3色を用意した。

(記事提供: AndroWire編集部)