東芝ライテックは10月10日、「キレイ色-kireiro-」シリーズのLED電球「ボール電球形7.5W外径70mmタイプ」を発表した。電球色の「LDG8L-D/G70」と、昼白色の「LDG8N-D/G70」の2モデルがラインナップされる。発売は10月25日で、希望小売価格は4,830円。
外径70mmタイプのボール球は洗面化粧台などに使われるケースが多いが、この置き換えを狙ったLED電球はこれまで発売されていなかった。今回発表されたボール電球形7.5W外径70mmタイプは、外径70mmタイプのボール球の置き換え需要を狙ったLED電球としては初の製品となる。
「キレイ色」シリーズは、高い演色性能を特徴とするLED電球。一般的にLED電球では、演色評価数Raが80以上が高演色タイプとされている。本シリーズでは、蛍光体に緑と赤を追加するとともに、配合を最適化することで高演色化を実現。電球色だけでなく、昼白色タイプでもRa90という高い演色性能を実現している。
色域面積も、従来のLED電球に比べて電球色で約7%、昼白色では約19%広がっており、照明下の物体の色を自然に再現。肌の色をキレイに、食べ物をより鮮やかに見せることが可能となっている。なお、東芝ライテックでは、同シリーズで、一般的な白熱電球スタイルの「一般電球形8.8W」を9月25日に発売している。
ボール電球形7.5W外径70mmタイプのサイズは、外径70mm×全長100mmで、重量は110g。定格消費電力は7.5Wで、全光束は電球色タイプが410lm(ルーメン)、昼白色タイプが440lmとなっている。白熱電球40形相当の明るさだ。定格寿命は40,000時間。