スズキは10日、軽乗用車「アルト ラパン」に、女性に配慮した装備を充実させた特別仕様車「Xセレクション」を設定したほか、「G」と「X」グレードの2WD車の仕様を一部変更して発売した。
Xセレクションは、「X」グレードをベースに、紫外線を約99%カットするプレミアムUVカットガラスや運転席シートヒーター、フルオートエアコンなど、女性に配慮した装備を採用した特別仕様車。アイドリングストップシステムや、坂道で車両の後退を抑制するヒルホールドコントロールも搭載する。
外装にはフロントメッキグリルやメッキドアハンドルを採用し、車体色に特別設定色の「ミステリアスバイオレットパール」と「アーバンブラウンパールメタリック」を含めた全7色を設定。内装は、薄茶色を基調としたインパネに黒色の専用シート表皮を組み合わせ、随所にメッキやピアノブラック調の加飾を取り入れている。価格は、2WD(FF)車が127万2,600円、4WD車が135万3,450円。
「G」と「X」グレードの2WD(FF)車には、アイドリングストップシステムやヒルホールドコントロールを新搭載。JC08モード走行で26.0km/Lの燃費を実現したことで「平成27年度燃費基準+20%」を達成し、エコカー減税の免税対象となっている。価格は、Gグレード2WD車が114万9,750円、Xグレード2WD車が126万6,300円。