ソフトバンクモバイルとエイベックス・エンタテインメントは、ソフトバンクのスマートフォン向け総合エンターテインメントサービス「UULA」(読み:ウーラ)を2012年12月よりスタートすることを発表した。

「UULA」は、ソフトバンクが培ってきたスマートフォンを中心とした開発力とインターネットインフラ、そしてエイベックス・グループが持つ企画力と制作力が最大限のパフォーマンスを発揮するという新サービス。具体的には、映画やドラマ、アニメにオリジナル作品などの映像コンテンツ、さらにはミュージックビデオやアーティストのライブ映像などの音楽コンテンツを加えた配信サービスで、最多の5万コンテンツ以上が月額490円で見放題となる。そのほか、チケットやグッズなどの購入も可能で、新たなライフスタイルを提案する総合エンタメプラットフォームを目指していくという。

10月9日に行われた「SoftBank 2012 Winter-2013 Spring」の中で「UULA」は発表され、発表会にはソフトバンクグループ代表孫正義氏とエイベックス・グループ・ホールディングスの代表取締役社長CEO松浦勝人氏が揃って登壇。「UULA」のネーミングの由来は松浦の"浦"(うら)が由来だという。「この20数年間でたくさんのムーブメントやブームを仕かけてきた自負がある」と語った松浦氏は、「UULA」について「今はインターネットでさまざまな映像やコンテンツを手に入れることができるが、あまりにも多すぎて、どれをみていいのかわからないのが現状。そういった中で一番大切なことは、最高に安全で、すごく簡単に、自分が欲しいコンテンツを得られるサービスであること。人々に届けるという仕組みを僕ら自身が作らないといけない時期にきている」と説明。ソフトバンクとともに、さまざまなムーブメントを仕掛けていくことを宣言した。

エイベックス・グループ・ホールディングスの代表取締役社長CEO松浦勝人氏(左)とソフトバンクグループ代表孫正義氏

また、孫氏は二人の交流は、兼ねてから何か一緒にやりたいと話していた中で、Twitterでのやりとりを通じて浜崎あゆみのCM出演につながったエピソードを紹介。「画期的なコンテンツを松浦さんと作っていきたい」と自信を覗かせている。

「UULA」は、12月よりサービスがスタートし映像コンテンツとして映画(洋画/邦画)、ドラマ(海外/国内)、アニメ、オリジナル番組、音楽コンテンツとしてミュージックビデオ、ライブ映像、カラオケ映像など5万コンテンツを月額490円で展開していく。4Gスマートフォン、3G スマートフォンに対応、追ってiPhoneやiPadへの対応も予定しているという。