もち食の伝統の深い中東北地域で、日本初の「ご当地もちサミット2012 in 一関」が開催される

中東北地域の「ご当地もち」を一堂に集めて、模擬店で料理を提供する「第1回中東北ご当地もちサミット2012 in 一関」を10月20日(土)、21日(日)、一関総合体育館(ユードーム)周辺の特設会場(野外テント)で開催する。

岩手県南から宮城県北に及ぶ一帯(いわゆる中東北地域)では、「もち」に関する深い伝統的食文化が根付いている。もち食メニューでも、伝統的に供されてきた「もち膳」に加え、現代風にアレンジされた多彩な「ご当地もち」が食されてきたエリアだ。

このイベントは、世界遺産に認定された平泉地域の一部でもある一関市において食による地域活性化を図るイベントとして実施するもの。

一関地区のふじせいは「おろし揚げもち」で参戦

来場者には1食につき投票グッズを1個配付。お気に入りの「ご当地もち」に投票してもらうグランプリ形式で、中東北のナンバー1のもちを決定する。「ご当地もち」は、その場で調理し、来場者が2~3食楽しめるような分量を手ごろな300円均一で提供される。

贅平泉地区からはきんいろパン屋平泉もちカステラが参戦

グランプリに参加するのは、一関地区から蔵元レストラン世嬉の一「一関牛辛スープもち」、道の駅・厳美渓「厳美おろし餅」、和夜我家「お好み餅」、ふじせい「おろし揚げもち」、骨寺村荘園交流館・若神子亭「骨寺村荘園三色もちセット」、松栄堂「もちーず」の6店。

大東地区からは京津畑やまあい工房がもち食の王道「大東やまあいお雑煮」でグランプリに挑む

平泉地区から平泉農家茶屋「もち巻きポークバーこんじきぼう」、きんいろパン屋平泉もちカステラ」、まめ太郎「ごんぼもち」の3店。

そして、東山地区の産直センターひがしやま・季節館「げいび三色餅(あんこ・しょうゆ・ずんだ)」、川崎地区の一関商工会議所青年部川崎支部(協力・農家レストランぬくもり)「川崎炒め納豆もち」、大東地区の京津畑やまあい工房「大東やまあいお雑煮」、花泉地区の花泉観光開発「花泉ロマン桑もっち」。

近隣の奥州市から産直いさわあぐりキッズ「いわさ風トッポギ」、紫波町から「紫波もっちりハムカツプレミアム」、栗原市から喜久乃家「平泉もちぷりん」。以上16メニューが競いあう。

時間は両日ともに10時00分~15時00分。投票は20日14:00終了。そのほか、一関市の特産品の展示・販売やイベントなども企画している。